2017年5月28日日曜日

【本】日本人の知らない日本一の国語辞典

面白かった本を紹介します

日本人の知らない日本一の国語辞典です


日本人の知らない日本一の国語辞典 2014/4/6(小学館新書)
松井栄一 (著)


国語辞典は一家に一冊はあるかと思いますが
種類がある事はご存知でしょうか。

国語辞典には小型・中型・大型 の3種類があります

小型:新明解国語辞典・岩波国語辞典 等
中型:大辞林・大辞泉 等

恐らく小型・中型がご家庭にあるのでは無いでしょうか


 しかし 大型と呼ばれる国語辞典は日本で一つしかありません!!!

 【日本国語辞典】 通称:日国です

巻冊数:13巻+別巻(出典一覧ほか)
書籍価格:210,000円
項目数:503,000項目
文字数:88,510,000文字  
※ 日本国語大辞典 | ジャパンナレッジ より

上記を見るに

正にモンスター辞書

著名な国語学者や各方面の識者、1000名以上に協力を要請し
100人以上の執筆者を動員して
編纂作業を行うといいう一大プロジェクト

あ行だけで一冊終わってしまう恐ろしさ
――しかも終わっていない笑

日本一と呼ばれる所以です。

一巻発売当初はあ行だけで意味があるのかと読者より
疑問の手紙がきたとか

しかし
これが世の中にでる事じたいに大きな意味があるかと思います。

これだけの項目数を管理する事
内容説明を成るべく同じ品質にすること
考えるだけで恐ろしい作業量が予想されます。

そして著者も国語辞典を作るプロフェッショナル
なんと親子3代に渡って
国語辞典を作っています。

また
用例を集めるのが趣味とか凄すぎるでしょう
お店でラーメンを食べながら
これはあの用例に使えるなとか考える

なんというストイックさ!

職人という言葉がピッタリあうのでは無いでしょうか

こういったコツコツと積み上げて
一つの物を
完成させる事の重要性を改めて感じた次第です。